至空会から本が出ることになりました。

 

『地域における多機能型精神科診療所実践マニュアル―乳幼児から成人までの地域包括ケアシステムを目指して』

 

というタイトルで、これまでの至空会が行ってきた地域での精神保健医療福祉の取り組みなどをまとめたものです。昨年の今頃からスタッフが分担して執筆し、このたびやっと出版されることになりました。

 

 

 

主な目次は次の通りです。


まえがき
第1章 多機能型精神科診療所
第2章 浜松での多機能型精神科診療所(至空会)展開の概要
Ⅰ.多機能精神科診療所型展開の前の段階
Ⅱ.現在の多機能型精神科診療所に至る変遷のダイジェスト
Ⅲ.現在の多機能型精神科診療所としての形態
第3章 崩壊しつつある地域
Ⅰ.妊娠期・乳児期・児童期
Ⅱ.児童期・学童期
Ⅲ.高校中退 ひきこもり・ニート
Ⅳ.家庭の崩壊
Ⅴ.地域の崩壊と多機能型精神科診療所
第4章 多機能型精神科診療所の胎動期
第5章 多機能型精神科診療所の模索期
Ⅰ.主に福祉部門
Ⅱ.主に医療部門
第6章 多機能型精神科診療所の展開期
第7章 地域支援における研修会やNPOの役割
第8章 当法人の考える治療とは
Ⅰ.病気や障害の捉え方
Ⅱ.治療とは
Ⅲ.人の理解と支援のポイント
Ⅳ.心理療法
第9章 各部門の展開
Ⅰ.療育部門
Ⅱ.デイケア部門
Ⅲ.就労支援部門
Ⅳ.訪問支援部門
Ⅴ.親なき後を見据えた関わりについて
第10章 多機能型精神科診療所の中で生活しているメンバーとスタッフについて
Ⅰ.グループホームを活用しているメンバーについて
Ⅱ.単身生活を送っているメンバーについて
Ⅲ.スタッフの成長
Ⅳ.メンバーへのインタビュー
あとがき


 

帯には、小倉清先生がコメントを寄せてくださいました。「世界に類を見ない」(!)とはちょっとお恥ずかしい限りですが、日本各地の多機能型精神科診療所や、学会などで見聞きする海外諸国の事情などを考えると、確かにそうなのかもしれません。

 

といいますのも、私たちが世界の最先端を走っているということではなく、日本中、世界中の精神医療や子どものケアに関わる病院や施設など、それぞれがその地域に合わせた展開をしている、どこもすべてオンリーワンなのではないかとも思いました。その、浜松での社会的活動の一端が、私たちの本に書かれているということです。

 

ところで、出版をお祝いして、なんとケーキが届きました。どうもありがとうございました。これはすごいです。表紙がそのままケーキに印刷されているのです!(もちろん食べられるインクです)

 

あまりの再現度に、スタッフはみんな驚き、どう切り分けるか若干悩みましたが、思いっきりの良いスタッフのケーキ入刀により、スタッフみんなで美味しくいただきました。

 

ごちそうさまでした!